去る10月30日、姫島会館にてみずほ苑からの第3回地域講習会を開催させていただきましたので、そのご報告をさせていただこうと思います。
さて、今回ストレッチを皆さんにお伝えしたかったのは、割りと世間一般でストレッチという言葉が普及しており、皆さまへ伝えやすいかなと思ったのと、普段の姿勢や動作を自分で感じて考えれるようになったら、からだの調子を整えやすいのではなかろうかと思ったからです。
わたしたちは、時にからだのあちこちの調子が悪くなります。とくに「痛み」というものはひどくなると動けなくなってしまうほどです。痛みが発生する前のからだってどんな状態なんでしょうか。そんなからだからの「もうそろそろ痛くなるよ~」といった声を聞けたら痛みを回避したり、小さくすることができるのではないかと思います。
「泥棒を捕らえて縄をなう」ということわざがありますが。ほとんどの人は痛くなってから病院に言ったり、薬局で薬を買ってきたりします。一番近いところにある自分のからだですから、「備えあれば憂いなし」という風に自分のからだの変化に備えるため、自分のからだと対話するひとつの方法としてご提案させていただこうと思ったのです。
始めに、筋肉のこととか、筋肉と血管の関係とかをお話させていただきました。
さらっと書きましたが、「筋肉」とか「血管」というだけでなんだか小難しい響きを感じるのは僕だけではないはず。
いちおう私専門家ですので様々な専門的知識を専門用語で学んできたわけですが。それをそのまま専門ではない人に伝えてもなんのこっちゃわかりません。内輪のネタを聞かされて何がおもしろいのかわからないように、専門家にとっては周知の事実ですがそうでない人にとっては何のことかわかりません。
にもかかわらず「もちろん知ってますよね?」みたいな顔で話されると「は、はぁ…」といった感じで専門用語を知らないこっちが悪いような気持ちになることってよくありませんか?ぼくはよくありますゆう★
みなさんがそんな気分を味あわうことのないように努力はしたのですが、私もそこまでの手練ではございませんので一部お聞き苦しい所があったと思われますがそこはご勘弁をぐすんぐすん
そのあとみなさんと、肩のまわりのストレッチを行いました。
いつもやらないような動きをすることで「あれ、なんかここ痛いな」といった声がちらほらと聞かれましたがこういった事に気づく事がとても大切な事なのです。もしかしたらその痛みが今後どえらいことになる原因となっているかもしれません。
45分程度で終了したこの講習会でしたが、みなさま熱心に聞いたり、からだを動かしたりしていただいて非常にありがたかったなと思います。なにより地域の皆様とこうやって出会えた事が一番の収穫であったように思います。
こういった場を設けていただいた地域の方々に感謝しながら日々の仕事に精進したいと思います。
また何かご質問やご相談があれば受け付けていますのでお電話でも、直接施設まで来ていただいても結構です。
次回の予定はまだ未定ですが、今後もみずほ苑からの地域講習会は続きますのでよろしくお願いします。
姫島みずほ苑 古川でした。