こんにちは 姫島みずほ苑、事務所のIです。
先日3月27日に地域講習会を行いました。今回はその様子をご報告いたします。
講習会の内容は、栄養士による「家庭健康教室&相談会」です。
高齢者の方は、噛む力が衰え唾液の分泌が減り、舌にある味を感じる「味雷(みらい)」が少なくなっていきます。そのために、口に食べ物を保持する時間が減ったり、舌のセンサーにある味を感知する能力が衰えたり、飲み込む力が落ちたり様々な理由により、食欲が低下していきます。 食欲が低下してしまっても、口あたりの良い食事なら食べやすいという事で食材の大きさや、繊維を断ち切るような食材の切り方、下ごしらえの方法や調理の仕方などを提案したり・・・栄養バランスの良い食事の組み合わせの紹介を行いました。
そして最後に、みずほ苑にて実際に提供している食事を見て頂きました。食材の大きさの違いや、刻み食、ミキサー食、おかゆの種類など・・・絵や文字では少し伝わりにくい食事形態でしたが、実際に見て頂いたことによって、調理するイメージをお伝えできたと思います。
講習会に参加してくださったみなさま、ありがとうございました。